2011年度大学院談話会が行われました。

 10月13日13時30分より15時まで大学院談話会が行われました。この大学院談話会は、1年に1回、大学院生の希望をもとに講師を選び、講演していただく行事です。

 本年度は、本学に2010年3月まで在籍し、現在早稲田大学文学部教授の児玉竜一先生にお願いし、歌舞伎研究の基礎資料である番付についてご講演いただきました。
 

 さまざまな資料や画像を提示しながら、現代の歌舞伎研究が抱えている問題点、そして資料はいかに「読む」べきかといったことについて平易に解説いただき、専門外の者にとっても大変説得力のある興味深い内容でした。談話会終了後の先生を囲んでの茶話会では、さらに多岐にわたったお話を伺うことましたが、児玉先生の身ぶり手ぶり口まねを交えた実に軽妙なトークに、思わず時間が経つのも忘れてしまうほどでした。