国語国文学会秋季大会のご案内

 日本女子大学国語国文学会では、来たる11月30日(土)9:00より目白キャンパス百年館低層棟にて、下記の通り秋季大会を開催致します。午前の部は大学院生を中心とした研究発表が行われ、午後の部には雑誌『ダ・ヴィンチ』編集長関口靖彦氏による講演会もございます。皆様のご来聴を心よりお待ち申し上げます。

9:00〜午前の部 

A会場  於:百年館低層棟303教室

  • 『朝野群載』所収「御剣銘」考  学術研究員 岩田芳子
  • 古事記におけるヤマトタケルの熊曾征討譚  M1 福留有樹菜
  • 菟原処女歌考  D1 安井絢子
  • 伊勢の和歌表現―『伊勢集』五三・五四番歌を通して―  D1 谷崎たまき
  • 雲居の雁の人格の変遷―養育環境から―  M1 三石純子
  • 『今とりかへばや』の「母」―『夜の寝覚』との比較から―  D2 伊達舞

B会場  於:百年館低層棟304教室

  • 歴史小説から見る鷗外の女性観―「安井夫人」「魚玄機」を中心に  M1 岡村あずさ
  • 宮沢賢治グスコーブドリの伝記」研究  M1 銭婧
  • 五島美代子第一歌集『暖流』――〈母の歌〉をめぐって――  D1 濱田美枝子
  • 三浦綾子塩狩峠』――中村春雨『無花果』受容をめぐって――  M1 上岡沙都
  • 小川洋子薬指の標本』―「わたし」の身体感覚にみる欲望―  M1 大町光代
  • 会話における質問形式に現れる聞き手の言語行動  M1 北島礼子
  • 日本語学習者の話し言葉における指示詞使用について  M1 柳敬姫

※Dは大学院博士課程後期・Mは大学院博士課程前期

13:30〜午後の部(於:百年館低層棟206教室)

講演会・総会   

  • 石川淳処女懐胎」を読む――奇跡の政治性  本学文学部教授 山口俊雄氏
  • 本を見つける/伝える  雑誌『ダ・ヴィンチ』編集長 関口靖彦氏