学術交流企画 「樋口一葉と『たけくらべ』 生成・流通・認知」

 日本女子大学部学部日本文学科・大学院日本文学専攻では、来たる12月21日に、学術交流企画「樋口一葉と『たけくらべ』 生成・流通・認知」を開催致します。
 今年は五千円紙幣の新しい肖像に樋口一葉が採用されてからちょうど十年目という記念すべき年です。一葉研究の第一線でご活躍中の研究者に加え、新内千歳派の家元をお迎えし、日本初の女性職業作家である一葉の代表作『たけくらべ』にさまざまな視点から迫る企画です。
 年の瀬の押し迫った時期ではありますが、皆様のご来聴を心よりお待ち申し上げております。

学術交流企画「樋口一葉と『たけくらべ』 生成・認知・流通」

2014年12月21日(日) 13:00〜16:30
於:日本女子大学 目白キャンパス成瀬記念講堂
  (入場無料・予約不要)

◆講演会
「変容する語り―『たけくらべ』の生成過程」
  橋本のぞみ(日本女子大学他非常勤講師)
「〈翻訳〉の「たけくらべ」―更新される物語―」
  笹尾佳代(徳島大学准教授)
「信如像再検討の試み―信如はツンデレか―」
  山本欣司(武庫川女子大学教授)

◆新内上演
たけくらべ』(協力:NPO法人和文化交流普及協会)
富士松鶴千代(新内千歳派三代目家元)

司会 渡部麻実(本学日本文学科准教授)

※チラシはこちらからご覧いただけます。