文楽鑑賞会

 12月6日、国語国文学会主催の鑑賞会が開催され、人形浄瑠璃を鑑賞する貴重な機会を持つことができました。
 今回鑑賞した12月文楽鑑賞教室では、人形浄瑠璃「二人三番叟」「絵本太功記」が上演されたほか、技芸員さんによる文楽の楽しみ方の解説を聞くことができました。
「二人三番叟」、技芸員さんによる解説、「絵本太功記」の順に上演され、最初は人形の細かな動きや三味線の迫力に圧倒され、ただ「すごい」としか感じることができませんでしたが、技芸員さんによる解説を聞いてから見てみると、大夫さんの声の使い分け、登場人物に対する三味線の弾き方など人形浄瑠璃の楽しみ方がだんだんとわかってきてとても面白かったです。
 参加した学生は、人形浄瑠璃を初めて見るという方が殆どでしたが、鑑賞会が終わった後には「次回の講演もぜひ見たい」と口々に言っていました。普段、伝統芸能に触れる機会というのはなかなか無いと思いますが、鑑賞会をきっかけに少しでも多くの方に興味を持ってもらえれば嬉しいです。