日本語教育実習

  
 6月11日・19日に第1回日本語教員教育実習が実施されました。日本語教員養成課程の学生たちが実際に教壇に立って、1日6時間授業で一人1時間ずつ、外国人の学習者を相手に日本語の授業を行いました。日頃の学習の成果を十分に発揮するため、学生たちは連日夜遅くまで残って教案を練り、江田すみれ教授の指導を受けてきました。参加した実習生の声を以下に掲載します。

初めての教育実習でしたので、とにかく緊張しました。また、教案のように上手く授業が進まなかったり、予想と違った返答に焦ったりして、やはり、思い通りにはいかないものだと痛感しました。特に、学習者の反応を見て、臨機応変に練習内容を調節しなければいけないのが大変でした。しかし、学習者の方と現在の日本文化や日本語について沢山お話ができ、大変楽しく貴重な時間を過ごせました。今回の反省を生かして、7月実習は悔いの残らないものにしたいです。
(3年次 S.Aさん)

 最初の実習ということで、実習生たちはかなり緊張していて朝からテンション高めでした。かくいう私も当日は相当緊張していてお昼ごはんを食べるのも一苦労だったのですが^^;
 しかし私の班では、前もって模擬練習を行っていたため、皆実に落ち着いて本番の授業を終えることができたと思います。というか皆が上手すぎて最後の方のメンバーにどんどんプレッシャーがかかっていくという・・・。私も見事にかけられました^^;
 でも、実際に教壇に立って学習者さんたちを見ると、さっきまでの緊張が嘘のよう・・・ということは流石にありませんでしたが、案ずるより産むが易し、と言いますか、想像していたよりずっと緊張しませんでした。それもこれも学習者さんたちが本当に明るくノリの良い方たちだったため、彼らの笑顔を見ていると何か見守られているような安心感があったからだと思います^^ 授業が成功したのも半分くらい彼らのおかげではないかなーと感じています。
 今は、また7月にも実習があるのでそれに向けて準備中です。2回目だから〜と気を抜かないよう、1回目より上手くできるよう、頑張りたいと思います!
(4年次 U.Nさん) 

  
 上のコメントにもあるように、次回の日本語教育実習は来月に実施されます。より実り多い実習となることを期待しています。