新入生進路ガイダンス

 日本文学科では去る4月10日(木)、卒業生の鳥巣彩乃さんをお迎えして進路ガイダンス「就職活動に困らない4年間の過ごし方」を開催致しました。

 このガイダンスはいわゆるハウツーを示すものではありません。どのような人が「社会に求められる人」なのか、そして「社会に求められる人」になるためにはどのような目的意識を持って大学生活を過ごすべきかを日本文学科の新入生に考えてもらおうという趣旨で、卒業以来「社会と人を結ぶ」仕事に携わってこられた鳥巣さんのご協力のもと、今の時期に実施しています。
 世間では「日本文学科は就職に不利」とよく言われるけれど、果たして本当に不利なのか?おそらく多くの本学科学生が抱えているであろうそこはかとない不安についてもお話がありました。学生たちが鳥巣さんのお話に真剣に耳を傾け、与えられたワークに取り組んでいました。鳥巣さんから意見を求められる場面も多くありましたが、全員がきちんと自分なりの考えをはっきり述べていました。

 

 一方的な講演会ではなく随所にワークを取り入れた全員参加型のガイダンスは新入生にもとても好評で、これからの4年間意欲的に学生生活を送りたい、今の時期にこういうガイダンスがあるのはとてもよかったという感想が多く寄せられました。皆がその気持ちを忘れずに学生生活を過ごしてくれることを願ってやみません。