国語科教員の会


 本日、この時期恒例の国語科教員の会が開催されました。中学校・高等学校の国語科教員をしている本学科卒業生と、国語科の教員を目指す現役学生との交流の場であるこの会は、現役学生が現場の先生がたのお話を伺うとても良い機会となっています。
 今回は千葉県立東葛飾高等学校の辻田久美子先生(新制34回生)に「県立高校で国語を教えること」ということでご講演いただきました。辻田先生は時折ユーモアを交えながら、さまざまな学校でどのように生徒達と向き合ってきたかについて熱く語って下さり、学生たちも熱心にメモを取りながら先生のお話に耳を傾けていました。

 その後、お集まり下さった20名近くの先生方に、日頃の教育活動や学生達へのアドバイスなどを自由に語っていただきました。ベテランの先生方のお話ばかりでなく、この春卒業して教壇に立ち始めたフレッシュな先生方の苦労話などもうかがうことができましたので、学生たちには教員になることの大変さやその喜びをさまざまな形で感じることができたようです。

 続いて名刺交換会と銘打って、立食式の茶話会を行いました。学生たちはそれぞれの先生方から直接現場での体験について詳しいお話を伺って、教職への意欲をますます高めていたようです。わたくしども教員も、とても充実した時間を過ごすことができました。