日本女子大学文学部・文学研究科 学術交流企画 シンポジウム「ことばの身体性―語る・謳う・話す―」

    

日時 :平成23年12月8日(木)13:30〜
場所 :日本女子大学 目白キャンパス
                  新泉山館・国際交流センター大会議室
パネラー:野村 四郎(能楽師シテ方観世流
                  東京藝術大学名誉教授・日本能楽会会長)
       豊竹 咲大夫(人形浄瑠璃文楽太夫・切語り)
       喜志 哲雄(京都大学名誉教授・演劇評論家
司会 :みなもと ごろう(日本女子大学教授・演劇評論家
入場無料・予約不要

 日本文学科ならびに日本文学専攻では、これまで「古典演劇の東西―女性・映画・演劇」(平成21年度)、「歌舞伎 研究と批評―近世と現在まで」(平成22年度)という二つの公開座談会を開催し、古典の東西あるいは古典と現在という視点から、いわゆる「古典」の諸相を探る試みを行ないました。

 今回は、特に舞台の言語と肉体とをめぐって、日本と西洋の伝統を比較検討する形で、今日の舞台芸術への展望を拓きたいと考え、現在第一線でご活躍中の、シテ方観世流能楽師野村四郎氏、人形浄瑠璃文楽太夫豊竹咲大夫氏、さらにシェイクスピアや現代劇・ミュージカルに造詣の深い京都大学名誉教授で演劇評論家の喜志哲雄氏のお三方をお迎えして、公開シンポジウムを開催いたします。師走の平日午後というせわしない時期ではありますが、ご関心の向きは奮ってご参会下さい。